水沢、花巻東などベスト8 秋季高校野球県大会第3日


 第70回秋季東北地区高校野球県大会第3日は19日、盛岡市の県営球場など3球場で、2回戦8試合が行われ、水沢、花巻東、盛岡中央など8強が決まった。水沢は専大北上との接戦を2−1で制した。花巻東は盛岡三に1−0で勝ち、盛岡中央は大船渡に4−0で完封勝ちした。5季連続優勝を狙う盛岡大付は9人の水沢商を下し、夏準優勝の久慈は花巻南に逆転勝ちした。黒沢尻工は終盤に勝ち越し、一関一を破った。一関学院、盛岡工も準々決勝に進んだ。20日は県営で黒沢尻工−盛岡中央と一関学院−盛岡大付、花巻市の花巻球場で久慈−水沢、盛岡工−花巻東の準々決勝が行われ、4強が決まる。

 水沢・高橋、投打に活躍

 地区第1代表を勝ち取った水沢が予選に続いて専大北上を退け、8強に駒を進めた。主戦高橋侑也(2年)が1失点完投。「前の打者に続こう」と無死一、三塁の好機で回ってきた五回の打席では中犠飛で勝ち越し点を挙げ、投打のヒーローとなった。

 マウンドでは、内側に曲げると腕につくほどの手首の柔らかさを生かし、力みのないフォームから直球を走らせた。内野ゴロの山を築きながら、終盤には130キロ台後半まで球速が上がった。

 夏は福岡との初戦で救援したが、変化球のコントロールに苦しみ、真っすぐに的を絞られて敗れた。その反省も踏まえ、砂を詰めた重いボールを地面にたたきつける練習を積み、「リリースで強く押し切るイメージ」をつくり直してきた。

 打球反応の良さも自らを助けた。センターへ抜けそうな打球をたびたびグラブで素早くはじき、バックも軽快にさばいた。四回に1−1の同点に追い付かれ、なお一、二塁の逆転のピンチでは二塁手後藤朋耶(同)が痛烈な打球に飛び付き、エースの力投を後押しした。

 背番号1は「気負わず内野陣に任せ、打たせて取れた。次の試合もストライクを先行させ、頂点を狙う」と意気高らかに宣言した。

(八重畑)

【写真=専大北上−水沢 5回裏水沢無死一、三塁、高橋侑の中犠飛で3走佐藤雄(4)が生還し2−1と勝ち越す。球審萬=花巻】

 ◇第3日(9月19日) ▼2回戦

【県営球場】 【花巻球場】 【森山総合公園球場】
  ▽第1試合
  久慈 7−4 花巻南

  ▽第2試合
  黒沢尻工 4−1 一関一

  ▽第3試合
  花巻東 1−0 盛岡三
  ▽第1試合
  水沢 2−1 専大北上

  ▽第2試合
  盛岡大付 8−2 水沢商

  ▽第3試合
  盛岡工 18−7 盛岡一
 (6回コールド)
  ▽第1試合
  盛岡中央 4−0 大船渡

  ▽第2試合
  一関学院 3−0 釜石
(2017/09/20)
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