盛岡一、延長サヨナラ 秋季高校野球県大会第2日


 第70回秋季東北地区高校野球県大会第2日は17日、盛岡市の県営球場などで1回戦残り6試合が行われ、盛岡一が久慈工に延長十回、5−4でサヨナラ勝ちした。盛岡工は田屋裕人(2年)が宮古打線を3安打完封し、1−0で投手戦を制した。史上初の5季連続県制覇を狙う盛岡大付は一関工に6−5で競り勝ち、釜石は7−6で千厩の追い上げを振り切った。水沢商は水沢一との同地区対決を制し、盛岡三は一戸にコールド勝ちした。

 18日に予定されていた2回戦8試合は台風18号の影響を考慮し、休養日に充てていた19日に順延する。20日の準々決勝以降の日程に変更はなく、24日に決勝と3位決定戦が行われる。

 先頭千葉、攻撃リード 盛岡一

 負傷中の主戦大矢昂汰(2年)の欠場を全員でカバーし、盛岡一は延長十回サヨナラで競り合いを制した。1番千葉浩気(1年)が勝負の分かれ目となった八回、十回に攻撃をリードし、先頭打者の役割を果たした。

 2−4と2点を追う八回は無死から左前打で出塁。二盗で相手にプレッシャーを掛けると3点目のホームを踏み、その後チームは同点に追い付いた。十回も先頭で右翼線に鋭い打球を飛ばし二塁まで達すると、満塁に好機が広がり、4番小野寺穂高(2年)の押し出し四球でサヨナラの走者となった。

 地区予選の盛岡四戦では、ここ一番で結果を出せず「勝負強さが足りない」と痛感。「自分が塁に出ればチャンスは来る」と仲間を信じ、「つなぐ意識と強いスイング」を頭に入れて打席に立った。

 予選で好投した大矢は盛岡四戦でライナー性の打球を受け、右膝を骨折。復帰には約1カ月かかるが、小野寺は「みんなで粘り、好機をものにできた」とうなずき、千葉も「一つ勝てたことで勢いに乗っていきたい」と前を向いた。

(八重畑)

【写真=久慈工−盛岡一 延長10回裏盛岡一無死満塁から押し出し四球でサヨナラのホームを踏み、山本(7)とハイタッチする千葉(中央)。捕手小向=森山】

 ◇第2日(9月17日) ▼1回戦

【県営球場】 【花巻球場】 【森山総合公園球場】
  ▽第1試合
  盛岡三 10−0 一戸
(5回コールド)

  ▽第2試合
  盛岡工 1−0 宮古
 ▽第1試合
 釜石 7−6 千厩


▽第2試合
 盛岡大付 6−5 一関工
  ▽第1試合
  水沢商 5−1 水沢一


 ▽第2試合
  盛岡一 5−4 久慈工
(延長10回)
(2017/09/18)
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