花巻南、一気に逆転 秋季高校野球県大会第1日


 第70回秋季東北地区高校野球県大会第1日は16日、盛岡市の県営球場などで1回戦7試合が行われ、専大北上は4−2で岩手大会4強の盛岡四を下し、2回戦へ進んだ。夏8強の花巻南は盛岡商に4−3で逆転勝ちし、一関一は高田との接戦を4−3で制した。夏8強の黒沢尻工は伊保内・大野を、盛岡中央は宮古商を零封した。夏準優勝の久慈、水沢はコールド勝ちで初戦を突破した。第2日の17日は3球場で1回戦の残り6試合が行われる。

 けが克服の高橋が決勝打

 8強入りした夏の主力7人が残る花巻南がワンチャンスをものにして逆転で初戦を突破。君ケ洞卓朗監督は「夏の経験は大きく、大事な場面で1点を取れる落ち着きがある」とたたえた。春の右頬骨折を克服してレギュラーをつかんだ8番高橋悠人(2年)が決勝打を放った。

 盛岡商の主戦新谷天馬(2年)は地区予選で盛岡工、盛岡中央打線を零封した好投手。2点を追う六回は1死から藤原宗大(2年)の内野安打、連続敵失で好機を得ると、小山内拓真(同)の中越え三塁打で同点に追い付いた。

 続く高橋は「ストレートで押していたので変化球はない」と読み切った直球を右前に運び、試合をひっくり返した。4月の練習試合で打球が顔面に当たり、手術後練習できなかった約1カ月間に体幹を鍛えて打撃の軸をつくり直してきた。

 2年生は一昨年の秋4強を見て入学した世代。高橋は「甲子園に行けるチャンスはあと2回。センバツにつながることを意識して戦う」と高みを目指す。

(八重畑)

【写真=盛岡商−花巻南 6回裏花巻南1死三塁、高橋悠が右前に適時打を放ち、4−3と勝ち越す=花巻】

 ◇第1日(9月16日) ▼1回戦

【県営球場】 【花巻球場】 【森山総合公園球場】
  ▽第1試合
   久慈 12−5 福岡
(8回コールド)

  ▽第2試合
  水沢 9−1 花北青雲
(7回コールド)

  ▽第3試合
  盛岡中央 6−0 宮古商
  ▽第1試合
  花巻南 4−3 盛岡商

  ▽第2試合
  黒沢尻工 5−0 伊保内・大野
  ▽第1試合
  専大北上 4−2 盛岡四

  ▽第2試合
  一関一 4−3 高田
(2017/09/17)
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