盛岡中央、花巻東に完封勝利 高校野球岩手大会第6日


 第99回全国高校野球選手権岩手大会第6日は12日、盛岡市の県営球場など3球場で3回戦8試合が行われ、盛岡中央、一関学院など8校がベスト16入りした。

 盛岡中央は第4シード花巻東を1−0の完封で破り、シード花巻南は大船渡に3−2で競り勝った。第1シード盛岡大付は盛岡南に六回コールド勝ちし、シード盛岡四も西和賀に大勝した。

 水沢商は5−0で花巻農に完封勝ちし、23年ぶりの16強入り。水沢工、水沢一と水沢勢3校が勝ち進んだ。前回準優勝の一関学院は山田に圧勝し4回戦へ進んだ。

 第7日の13日も3球場で3回戦8試合が行われ、16強が出そろう。

 2年生左腕石沢、花巻東手玉

 盛岡中央の2年生左腕石沢優馬が花巻東打線を手玉に取った。

 1点リードの九回裏2死二、三塁。追い上げムード高まる相手スタンドにも、左腕は「全て自分への応援と思うことにした」とピンチを楽しむ強心臓ぶり。最後の打者も切れのある直球で打ち取り、歓喜の輪の中心となった。

 スプリット、スライダーを織り交ぜたが主体は120キロ台の直球。右打者の内角を鋭く突き、外角と高低差もうまく利用し、打ち取った。

 「序盤が課題」と四回までは毎回安打を許した。後藤厚樹(2年)の「一発打って雰囲気変えよう」というソロ本塁打で先制すると、同学年の活躍に刺激を受け、五回以降は無安打に封じた。

 内角攻めは湊彩世捕手(2年)との投球練習で、右打席にコーンを立て、ぎりぎりを突く制球力を磨いた。

 右の強打者が並ぶ花巻東打線に対し、湊は「前の試合で内角球が振れていなかった」と分析し、強気に攻め込んだ。

 八回2死無走者の相手4番との勝負はフルカウントから内角高めで三振を奪った。最終回も直球を信じて投げ込み、121球で公式戦初完封を飾った。

 神奈川県出身の背番号11は勝ち進むと、準決勝で当たる盛岡大付の同じ左腕三浦瑞樹(3年)との対戦を熱望。「投げ勝ちたい」と目を輝かせた。

  (斎藤孟)

【写真=盛岡中央−花巻東 気迫の投球で花巻東打線を5安打完封した盛岡中央の石沢優=県営】

第6日(7月12日)の試合結果
【県営球場】
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
盛岡南
0 2 0 1 0 0 3
盛岡大付
1 4 0 1 2 5x 13
[コールドゲーム]
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大船渡
1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
花巻南
2 0 0 0 0 1 0 0 X 3
[試合終了]
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
盛岡中央
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
花巻東
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
[試合終了]
【花巻球場】
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
一関学院
0 0 0 0 0 2 0 5 7
山田
0 0 0 0 0 0 0 0 0
[コールドゲーム]
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
盛岡四
0 1 1 0 2 1 0 7 12
西和賀
0 0 0 0 0 0 0 0 0
[コールドゲーム]
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
水沢工
1 0 5 5 5 16
江南義塾盛岡
1 1 0 0 0 2
[コールドゲーム]
【森山総合公園球場】
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
水沢一
0 0 0 0 3 5 0 8
福岡工
1 0 0 0 0 0 0 1
[コールドゲーム]
◇3回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
花巻農
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
水沢商
0 0 0 0 1 2 2 0 X 5
[試合終了]
(2017/07/13)
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