大野、5点差を逆転 高校野球岩手大会第1日


 第99回全国高校野球選手権岩手大会第1日は7日、盛岡市の県営球場で開会式と1回戦2試合が行われ、夏の熱戦の火ぶたが切って落とされた。開会式では71校68チームが入場行進し、住田の菊池飛我(ひゅうが)主将(3年)が選手宣誓した。開幕試合は大野が5点差をひっくり返し、釜石に6−5で逆転勝ちした。伊保内は宮古工との打撃戦を10−5で制した。第2日の8日は、県営、花巻市の花巻、金ケ崎町の森山総合公園の3球場で1、2回戦9試合が行われる。

 終盤、鮮やか集中打

 終盤に打線が奮起した。大野は七、八回の集中打で5点差を逆転。決勝打を放った8番長川和磨(2年)は「チームで『絶対に逆転する』という強い気持ちがあった」と初戦突破を喜んだ。

 六回まで釜石の菊池健太(1年)のスライダーに苦しんだ。引っかけて凡飛が目立ち、わずか1安打に抑えられた。

 終盤は下位打線が狙いを絞り、相手投手の直球を捉えた。七、八回とも3番林下健吾(3年)の安打から好機を広げ、八回は7番塩倉滉人(2年)と長川の連続左前適時打で試合をひっくり返した。

 2度適時打を放った塩倉はともに外角の直球をはじき返し、「五回に(二塁の)守りで失策を記録し、挽回に燃えていた」と意地を見せた。

 春の地区予選で久慈にコールド負けした悔しさを胸に、劣勢でも諦めず後ろにつなぐ意識を徹底した。次は選抜8強の盛岡大付と対戦。「自分たちの攻撃をしてチーム一丸で戦う」。長川はすぐに気持ちを切り替えた。

(八重畑)

【写真=釜石−大野 8回裏大野2死二塁、長川が左前に適時打を放ち、6−5と勝ち越す。捕手大尻=県営】

第1日(7月7日)の試合結果
【県営球場】
◇1回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
釜石
0 0 0 0 0 4 1 0 0 5
大野
0 0 0 0 0 0 3 3 X 6
[試合終了]
◇1回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
宮古工
0 1 0 0 2 1 1 0 0 5
伊保内
0 3 2 0 0 2 1 2 X 10
[試合終了]
(2017/07/08)
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