賢治へ思い、歌に乗せ 花巻農高でしのぶ会、鹿踊部演舞も


 花巻農高(軍司悟校長、生徒350人)は29日、作家で詩人の宮沢賢治をしのぶ会を花巻市葛の同校で開き、賢治の素朴で愛情にあふれた精神を受け継ぐ決意を新たにした。

 全校生徒や保護者ら約420人が参加し、精神歌を斉唱。生徒会長の佐藤彩結(あゆ)さん(3年)は賢治の幸福観に触れて「国際社会が緊迫しているが、どの国も人々が安心して暮らせる社会をつくらなければ個人と全体の幸福は得られない」と考えを述べ「賢治先生の心が根付く岩手に生まれ、ここで学べる幸せをかみしめて伝統と先生の精神を継承していきたい」と誓った。

 音楽科目を選択する1年生44人は「星めぐりの歌」「牧歌」など4曲を合唱し、鹿踊部は「一番庭」と「案山子(かかし)」を交ぜた演舞を披露した。

【写真=合唱を披露する花巻農高の生徒】

(2017/09/30)
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