賢治愛用のチェロ、節目に花 花巻で生誕120年記念祭


 宮沢賢治生誕120年を記念する賢治祭「音楽と演劇の夕べ」(宮沢賢治記念会主催)は16日、花巻市若葉町の市文化会館で開かれた。賢治愛用のチェロの演奏や合唱、演劇を通じて節目の年を祝った。

 市民ら約800人が来場。花巻農高の花農春日流鹿踊で開幕し、桜台小4年生の星めぐりの歌や花巻小4年生の耕母黄昏(こうぼたそがれ)の合唱、花巻北高生らの詩の朗読などを披露した。市内の子どもオーケストラや劇団も舞台に上がり、子どもたちの柔らかい声が会場を包み来場者の心を癒やした。

 国内外で活躍するチェリストの藤原真理さんは、賢治が愛用したチェロなどでトロイメライなど7曲を披露。同市矢沢の宮沢賢治記念館に展示しているチェロの演奏は2014年以来2年ぶりで、藤原さんは「記念すべき節目に、みなさんに再び会えていい日になった」とあいさつした。

【写真=宮沢賢治愛用のチェロを演奏する藤原真理さん=16日、花巻市若葉町】

(2016/09/17)
[PR]

トップへ