膨らむ賢治交流 埼玉大生、奥州・米里地区を訪問


 奥州市江刺区米里の住民らは、埼玉大の学生と交流を続けている。宮沢賢治の足跡を訪ね、学生が2014年、米里を訪れたのがきっかけ。今年の滞在は6日からの予定で、住民らは熊本地震被災地を思い賢治の作品を上演するチャリティーイベントや「石っこ賢さん」をしのぶ石の学習会などを企画している。

 米里に来るのは、埼玉大の学生団体「有機農業研究会」のメンバー。農業に情熱をささげた宮沢賢治について学ぼうと、賢治が2度訪れた米里の人首(ひとかべ)町を散策し、詩「原体剣舞連」で知られる原体剣舞を体験するなど、住民の助力でフィールドワークを重ねている。

 今年は18人が9日まで滞在する。初日の6日夜には、迎える住民側が中心となり企画した熊本地震被災地救済チャリティーライブ「賢治作品のひとり語りと剣舞の夕べ」を開催。4日は住民15人が打ち合わせを行い、当日の役割分担や会場設営などを確認した。

 ライブは午後5時50分から、米里の自徳寺で。入場料500円で、益金は熊本地震被災地に贈る。石の学習会は7日午前8時半からで、米里の戸中金山跡見学や賢治設計の花壇作りなどを行う。地区外からの参加も受け付ける。問い合わせはいずれも「歩く会」(090・5597・2340)へ。

【写真=埼玉大の学生との交流会を控え、打ち合わせをする米里の住民】

(2016/08/06)
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