「来夏までにやる気示せ」 盛岡、増田氏がILCテーマに講演


 東北経済連合会(海輪誠会長)は4日、盛岡市内のホテルで東経連フォーラムin岩手を開いた。元知事で東京大公共政策大学院客員教授の増田寛也氏が国際リニアコライダー(ILC)をテーマに講演した。

 県内企業関係者ら約150人が参加。国際将来加速器委員会(ICFA)がILCの初期整備延長を短縮する方向で議論する中、増田氏は「1兆円とされた建設費は11月上旬の(ICFA)会合で日本政府にとって誘致判断が視界に入りやすい額まで下がる」との見通しを示した。

 ILCが実現した場合、「(本県にとって)最大の地方創生になる」と強調する一方、中国の大型円形加速器計画に世界の研究者の関心が向かう可能性も指摘。「政府はILC関連で10億円程度を予算化するなど、来年夏までに欧州に向けやる気を示さなければならない」と求めた。

【写真=「政府は欧州に向けILC誘致のやる気を示してほしい」と語る増田寛也氏】

(2017/10/05)
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