ILC実現「現有施設活用を」 盛岡で鈴木県立大学長が講演 


 日本物理学会と岩手大は24日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで市民科学講演会を開いた。本県の北上山地(北上高地)が建設候補地とされる国際リニアコライダー(ILC)計画や今後の素粒子研究などを鈴木厚人県立大学長が解説した。

 同学会の2017年秋季大会の一環で市民ら約80人が聴講した。鈴木学長はILCの実現について「研究者の熱意と総意だ」と説明し、地域の受け入れ態勢として「現有施設、設備を最大限活用し、不足部分を補う。新住民と旧住民をつくらない状況にするべきだ」と述べた。

 国内誘致の可否は政府が17年末から18年ごろに判断するとみられており、鈴木学長は「世界の研究者が応援している。ここが勝負で、皆さんも支援をお願いする」と呼び掛けた。

 同日は京都大の前野悦輝教授も講演した。

【写真=ILC計画について解説する鈴木厚人学長】

(2017/09/25)
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