ILC関連予算2.6億円要求 文科省18年度


 【東京支社】政府は31日、2018年度予算の概算要求を締め切った。文部科学省は本県の北上山地(北上高地)が建設候補地になっている国際リニアコライダー(ILC)に関連し、2億6千万円を盛り込んだ。17年度当初予算の1億1千万円から大幅増額となり、建設コスト削減に向けた日米共同研究などを進める。

 先端加速器技術の高性能化や小型化、低コスト化などに関わる要素技術開発の要求額として盛り込み、コスト削減に役立つ基盤技術開発の拡充に力を入れる。

 4月に始まった高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)と米シカゴのフェルミ研究所(FNAL)による日米共同研究にも予算を充てる方針。研究では超電導加速空洞に用いる高純度のニオブについて素材や加工の低価格化などを進めており、ILCの建設費削減を目指す。

(2017/09/01)
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