充実感胸に帰国 スイス訪問のILCクラブ


 「JAPAN ILC 2030」プロジェクトでスイス・ジュネーブを訪問していたILCクラブ2期生の中学生4人は3日(現地時間)、ジュネーブをたち、英国経由で東京都の羽田空港に4日午後帰国した。7月30日から6日、欧州合同原子核研究所(CERN=セルン)などを視察して世界最先端の科学や研究者に触れた4人は、充実感を胸に家路に就いた。

 大坂下侑(ゆう)さん(奥州・東水沢3年)は「素粒子が全物質の根源なら、『なぜ』はあらゆる思考と知識の源と思う。『なぜ』と思える純粋な気持ちを大事にしたい」、菅原桜(さくら)さん(一関・大東3年)は「科学の楽しさが分かった気がする。科学には夢があり、素粒子研究は必ず未来のためになる」とかみしめた。

 佐藤愛斗(まなと)さん(盛岡・土淵2年)は「国際リニアコライダー(ILC)の必要性や安全性に疑問もあったが、考えが変わった。建設には周囲の理解や支援が必要だと実感した」、平松和佳奈(わかな)さん(釜石2年)は「CERNの科学者が、疑問をとことん追究し解決している姿が素晴らしいと思った」と関心を高めた。

【写真=充実の表情でジュネーブ国際空港をたつ(右から)大坂下侑さん、菅原桜さん、平松和佳奈さん、佐藤愛斗さん】

(2017/08/05)
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