CERNで研究現場を見学 ILCクラブスイス訪問


 【スイス・ジュネーブで報道部・本波勉】「JAPAN ILC 2030」プロジェクト(岩手日報社主催)のILCクラブ2期生の中学生4人は1日午後(現地時間)、ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究所(CERN=セルン)を視察し、宇宙の謎の解明を目指す壮大なプロジェクトに目を輝かせた。

 地下約100メートル、1周約27キロの世界最大の円形加速器(LHC)の運転状況を24時間監視するコントロールセンターや、世界最大の素粒子検出器ATLAS(アトラス)の一般向け見学施設などを巡り、CERNの歴史や役割を学んだ。

 各施設は、茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所に所属し、現在CERNで研究中の佐々木修教授(奥州市江刺区出身)と青木雅人助教、東京大素粒子物理国際研究センターの石野雅也教授らが案内し、詳しく説明した。

 釜石2年の平松和佳奈(わかな)さんは「CERNを見て、とんでもないスケールだと思った。科学は難しい世界だと思っていたけれど、研究者の皆さんが楽しんで仕事をしているのが格好いいと思った」と声を弾ませた。

 2日(同)もCERNを視察し、3日午後(同)にジュネーブ国際空港を出発。英国経由で4日午後(日本時間)に帰国する。

【写真=CERNで青木雅人助教(左)から加速器の説明を受ける(右手前から)大坂下侑さん、菅原桜さん、平松和佳奈さん、佐藤愛斗さん。右奥は佐々木修教授】

(2017/08/03)
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