地元企業の参入探る 盛岡でILC関連技術セミナー


 岩手大理工学部(船崎健一学部長)といわて加速器関連産業研究会(藤代博之会長)は19日、盛岡市上田の同大で国際リニアコライダー(ILC)関連技術についてのセミナーを共同開催し、地元企業が参入の糸口を探った。

 企業関係者や学生ら約110人が参加。先端加速器技術の課題などをテーマに、ILC建設に向けて技術開発に携わる高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)の教授ら3人が講演した。

 県立大客員教授も務める早野仁司教授は、ILCの中核部品・超電導加速空洞の大量生産に向けた内面検査カメラや欠陥自動認識ソフトウエアの研究を紹介。

 実験装置の性能を高めるためには小さな欠陥もあってはいけないとした上で「カメラのオートフォーカスや欠陥認識で満足のいく手法が見つかっていない。ぜひ知恵を貸してほしい」と積極参入を呼び掛けた。

【写真=ILCの概要や建設に向けた技術課題を報告する早野仁司教授】

(2017/07/21)
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