ILCクラブ2期生始動 盛岡で中学生4人、学び決意


 本県の子どもたちが科学への夢を広げ、岩手の未来を考えるILCクラブ2期生の結成式が17日、盛岡市盛岡駅西通のマリオスで行われ、中学生4人が決意を新たにした。30日〜8月4日の6日間スイス・ジュネーブの欧州合同原子核研究所(CERN=セルン)などを訪問し、世界最先端の科学技術に理解を深める。

 メンバーは菅原桜(さくら)さん(一関・大東3年)、大坂下侑(ゆう)さん(奥州・東水沢3年)、佐藤愛斗(まなと)さん(盛岡・土淵2年)、平松和佳奈(わかな)さん(釜石2年)。

 岩手日報社の川井博之常務取締役が「一流の研究を学び、今後の志望に生かしてほしい」と激励した。同社の熊谷宏彰報道部次長が出前授業を行い、4人は本県の北上山地(北上高地)が建設候補地となっている、宇宙の謎に迫る超大型加速器国際リニアコライダー(ILC)の可能性について認識を深めた。

 ILCクラブはILC計画に関する「JAPAN ILC 2030」プロジェクト(同社主催)の一環で、昨年度は1期生5人がCERNなどを視察。県内や首都圏で研修成果を発表した。同プロジェクトは昨年の岩手日報創刊140周年記念事業として始まった。

(23日付朝刊で特集を掲載)

【写真=ILCクラブの活動のスタートを切った、2期生の(右から)佐藤愛斗さん、大坂下侑さん、菅原桜さん、平松和佳奈さん】

(2017/07/19)
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