CERN例にILC運営体制検証 文科省作業部会


 【東京支社】文部科学省の国際リニアコライダー(ILC)に関する有識者会議「体制及びマネジメントの在り方検証作業部会」(座長・観山正見元国立天文台長)は23日、同省で第4回会合を開いた。スイスの欧州合同原子核研究所(CERN)を参考にILCの運営体制を検討した。

 委員を務める高エネルギー加速器研究機構の徳宿(とくしゅく)克夫・素粒子原子核研究所長は研究所のCERNと加速器のLHC、検出器アトラスなど国際共同実験のそれぞれで組織が分かれている仕組みを説明した。

 CERNが参加国の拠出金で運営され、予算面で独立性が高いメリットも強調し「ILCの研究所にも核となる組織をつくり、各国の共通経費の比率を高める取り決めが重要だ」と述べた。

(2017/05/24)
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