8月にコスト縮減の計画決定か 加速器施設の建設関連


 【東京支社】国際リニアコライダー(ILC)計画の国内外の交渉で中心的役割を担っている山下了・東京大素粒子物理国際研究センター特任教授は20日、東京都内で岩手日報社の取材に対し、1兆円を超す加速器施設建設コストの縮減を図った最新計画書が8月に中国で開催される国際将来加速器委員会(ICFA)の会合で決定するとの見通しを示した。

 山下氏は「現在、具体的な調整が進められている」と説明。加速器の性能向上と加速器本体の延長縮減により「(従来比で)コストは30〜40%削減することを目標に検討を急いでいる」と語った。

 ICFAは、高エネルギー加速器建設・利用の国際協力、超高エネルギー加速器施設の建設に必要な技術の検討などを行う組織。高エネルギー物理学界で影響力のある世界主要加速器研究所の所長や研究代表者らで構成している。

(2017/02/21)
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