ILC関連産業誘致へ利点訴え 名古屋で催し


 【名古屋市で報道部・山本直樹】中部地方の企業に本県への進出メリットなどを説明する「企業ネットワークいわて2017in名古屋」(県主催)は1日、名古屋市内のホテルで開かれた。北上山地(北上高地)への誘致が期待される国際リニアコライダー(ILC)に関係する技術の現状などを紹介し、関連産業への参入を促した。

 会場には約130社、約300人が出席。県立大の鈴木厚人学長が「国際リニアコライダーとイノベーション」と題して、素粒子研究の現状などを解説した。

 鈴木学長は素粒子研究によりさまざまな分野で先端技術が生まれ、インターネットやがん治療、宇宙ステーションなど多様な分野に応用、転用されている事例を紹介。今後、研究に用いる加速器の性能を向上させることで「痛みのない病気治療や核廃棄物を消滅処理する技術、二酸化炭素を減らす技術など可能性が広がっている」と強調した。

【写真=ILCがもたらす先端技術の可能性について紹介した鈴木厚人学長】

(2017/02/02)
[PR]

トップへ