物理学視点からILCに理解 奥州で技術推進シンポ


 先端加速器科学技術推進シンポジウム2016in東北「1から分かるILC」(いわてILC加速器科学推進会議など主催)は10日、奥州市のZホールで開かれ、市民ら約300人が物理学と天文学の視点から国際リニアコライダー(ILC)への理解を深めた。

 茨城県の高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所の藤本順平講師と、奥州市の国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹所長のほか、岩手日報社主催のILCクラブで8月にスイス・ジュネーブの欧州合同原子核研究所(CERN)を訪問した奥州・水沢中3年の菅原百代さんと一関・花泉中2年の佐藤琴恵(ことみ)さんがパネル討論した。

 藤本講師は「ILCは今の中高生の世代が使うマシンだ。皆さんがILCで宇宙の本当の姿を突き止めてほしい」と激励。本間所長も「電磁波では約38億年前の宇宙を見られるが、ILCは宇宙の始まりを見られる。情熱を持って勉強を続けてほしい」と期待した。

【写真=パネル討論で宇宙の謎に挑む夢を語り合う(左から)藤本順平講師、本間希樹所長、菅原百代さん、佐藤琴恵さん】

(2016/09/11)
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