【大船渡】「結の道」整備着々と 東海大生ら


 東日本大震災の被災地支援に取り組む東海大(神奈川県平塚市)の学生有志は19日、大船渡市三陸町越喜来の泊(とまり)地区で津波避難路も兼ねた遊歩道「結(ゆい)の道」の第2期開通式を行った。

 泊漁港の防潮堤付近で行われた開通式には学生と住民約30人が参加。ウッドチップを敷き詰めた結の道約200メートルの渡り初めを行い、地元の泊区公民館でそばを味わいながら交流した。

 結の道は、津波で家屋などが流された漁港周辺と被災者が移転した高台とを遊歩道で結ぶプロジェクト。津波到達ラインに沿って整備することで、震災の風化防止と避難経路の可視化も目指す。

 昨年8月までに第1期区間約190メートルを整備。今回も学生が同地区に泊まり込んで作業し、9月上旬までに整備した。計画区間は全体で800メートルほどで2018年度内の完成を目指す。

 泊区長の林明さん(71)は「夏の暑さにも負けず作業した学生たちに頭が下がる思いだ」と感謝し、同大チャレンジセンター3・11生活復興支援プロジェクトリーダーで政治経済学部2年の杉山愛さん(20)は「大変なこともあったが、住民の方から『頑張ったな』と言ってもらえて涙が出るほどうれしかった」と達成感を口にした。

【写真=整備した第2期分の結の道を歩く学生ら】

(2017/11/20)
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