【釜石】復興担い手、進路描く 高校でキャリア教育授業


 社会人の職業観や人生観に触れるキャリア教育授業「釜石コンパス」(実行委主催)は13日、釜石市大平町の釜石商工高(千葉尚(しょう)校長、生徒350人)で行われた。2年生135人が、仕事への情熱や地域への愛情など大人の「本音トーク」に耳を傾け、古里復興の担い手として就職や進学への意識を高めた。

 美容師や消防署員、看護師や銀行員、カフェ経営者ら22人が講師となり、車座になって交流した。

 釜石ガスの沢田龍明(たつあき)常務は震災直後に早期復旧を目指して奔走した経過を紹介。「大変だったが、責任ある仕事を担う充実感があった」と振り返った。

 1987年に「釜石よいさ」を立ち上げた思い出などに触れ「成功や失敗という枠にとらわれず、仲間と共に仕事も遊びも全力でやってきた。誰も戻らなければ古里の過疎は進むだけだ。釜石に戻って生きてきて、本当に良かったと思っている」と語り掛けた。

【写真=社会の先輩から、仕事のやりがいや古里への思いを聞く釜石商工高の生徒たち】

(2017/07/14)
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