【陸前高田】震災前の街、模型で 市民ら思い出語り合う


 陸前高田市の震災前の市街地を再現した模型の展示会は17、18の両日、同市高田町のアバッセたかたで開かれ、来場者は当時を懐かしみながら思い出を語り合った。

 同市の一般社団法人SAVE TAKATAの「若興人(わこうど)の家」プロジェクトが企画した。発泡スチロールなどを使った500分の1スケールの模型は2013年、神戸大工学部建築学科の研究室が「失われた街」模型復元プロジェクトとして制作。住民が思い出を記した旗を立てることを通じ、震災前の記憶の保存、継承に役立てられた。

 展示会では「ここが家だった」と指をさす高齢者や「おばあちゃんの家はどこだったの」と親に聞く子どもの姿もあった。

 関東の学生らで取り組む「若興人の家」プロジェクトは12月に思い出の旗を追加する活動を行う予定。これまでに市民に話を聞いて、街の魅力を発信する冊子も作製している。

【写真=震災前の陸前高田市中心部を再現した模型を眺める来場者】

(2017/06/19)
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