東北銀と2行1社、包括提携締結 本業支援や人事交流


 東北銀行(盛岡市、村上尚登頭取)は7日、荘内銀行(山形県鶴岡市)、北都銀行(秋田市)、両行の持ち株会社のフィデアホールディングス(仙台市)の県外2行1社と包括業務提携を結んだ。中小企業の販路開拓や事業承継など本業支援のほか、有価証券運用、フィンテック(ITを活用した先進的な金融サービス)などの分野で人事交流を含めた連携を推進。超低金利政策や人口減で地銀の収益環境は厳しく、県境を越えた協力態勢を明確にし生き残りを図る方針だ。

 東北銀が他の地銀と包括業務提携を結ぶのは初めて。発表文で、将来的な資本提携や経営統合の目的を否定した。

 個別の提携内容は▽商談会の共同開催などビジネスマッチング▽事業承継の引受先の相互紹介▽アグリビジネスや再生可能エネルギー分野のプロジェクトファイナンス▽有価証券運用▽リスク管理▽フィンテックを含む情報通信技術(ICT)−など。提携は約10項目に大別されるが、先行して取引先の本業支援とフィンテック分野の協議会を設け、年度内にも取り組みの検討を始める方向だ。

(2018/02/08)
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