県内企業倒産47件 17年、低水準も微増傾向


 東京商工リサーチ盛岡支店は10日、2017年の県内企業倒産状況を発表し、件数は47件(前年比2件増)、負債総額は88億3600万円(同41億5800万円増)だった。負債総額は前年を大きく上回ったが、1989(平成元)年以降では4番目の少なさ。負債額が1億円前後の比較的小規模な倒産が多いことが要因だ。件数も低水準だが、小売業や製造業で競争激化、業況差がみられ、徐々に増加している。

 前年の16年は負債額10億円以上の大型倒産がなく、平成以降で最低の負債総額だったが、17年は盛岡市の元ホテル経営の特別清算(負債額30億9100万円)があり、総額を押し上げた。元ホテル経営を除く倒産46件の1件当たり平均負債額は約1億2500万円。

 件数は12、13年の41件を底に微増傾向。特に17年下期は28件で、12年以降の同期間で最多となった。

(2018/01/11)
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