前沢牛、荒海ホタテなど48品 EU保護の日本産品


 農林水産省は15日、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)に関し、産地名のブランドを互いに守る地理的表示(GI)の合意内容を発表した。日本で粉チーズの商品名として定着した「パルメザン」などの使用を認める例外が固まった。EUで保護され、輸出拡大が期待される日本の農林水産物・食品(酒類除く)は、愛知県の「八丁味噌(みそ)」などが加わって48品目となった。奥州市の「前沢牛」、野田村特産のホタテガイ「岩手野田村荒海(あらうみ)ホタテ」が含まれている。

 日本が保護するEU産品は71品目。例えば、イタリア産チーズ「ゴルゴンゾーラ」の名称は日本産などに利用できない。一方、塊で売られるイタリアのチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」は保護対象だが、日本で浸透した表記「パルメザン」は広く粉チーズに使われており、別の種類と認識されているという日本の主張が通った。「カマンベール」「モッツァレラ」なども一般的な名称と考えられ、日本で使えることになった。

(2017/12/16)
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