浄化センター発電開始 北上、汚泥処理時のガス利用


 東京都の水処理プラントメーカー水ing(すいんぐ、資本金55億円、水谷重夫社長)は1日、北上浄化センター(北上市相去町)で、汚泥処理工程で発生する消化ガスを用いた発電の開始式を行った。県は同社へのガス供給により年間約5千万円の売却益を想定。北上、花巻両市が負担するセンター維持管理費の軽減に役立てる。

 県北上川上流流域下水道事務所の阿部善一所長ら40人が出席。同社の北村輝明専務は「環境に優しく効率のよいエネルギー活用を目指し発電事業に取り組む」とあいさつした。関係者は発電機の稼働スイッチを押し、施設を見学した。

 同社はセンターの用地1・7アールを借りて発電機14台を整備。メタンを6割含む消化ガスを県から買い取って発電し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で電力会社に売電する。

 年間発電量は一般家庭700世帯分に相当する約250万キロワット時で、二酸化炭素の削減効果は年間約1500トン。売電期間は20年間。

【写真=消化ガスを利用した発電機を見学する関係者】

(2017/12/02)
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