空き店舗再生の起点に 盛岡・八幡町で貸事務所開所へ


 盛岡市八幡町で保険会社を経営する及川淳哉さん(48)は今月、まちづくり会社「盛岡八幡家守舎(やもりしゃ)」を立ち上げ、空き店舗改修、再生に取り組む。8月にクリエイターや起業志望者向けの貸事務所「八藝舘(はちげいかん)」のオープンを目指す。文化や芸術の発信地だった歴史を重視し、人を呼び込む起点としてアピール。18日の八幡ぽんぽこ市で完成予想図をお披露目する。

 改修するのは明治40年代建築の元だんご店と、昭和40年代の元せんべい店の隣接する2棟。木造2階建てで、床面積計約230平方メートル。

 大きな収納や引き出し付きの階段は当時のまま残し、土間を使ったギャラリーや畳張りのオフィスを8部屋備える。入居者はコワーキングスペース(共同作業空間)や応接室が利用できる。

 空き家を取り壊し駐車場にするなど街の景観が変わる中、盛岡八幡宮参道の街並みを守ろうと発案。地元のもりおか八幡界隈(かいわい)まちづくりの会からもPRの協力を受けて、地元住民との交流の場に作り上げる。

【写真=「ここから働く人の流れを起こして街を元気づけたい」と思い描く及川淳哉さん】

(2017/06/18)
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