初めて土砂災害想定し訓練 田野畑村


 田野畑村総合防災訓練は24日、同村松前沢の田野畑中を主会場に行われた。昨年の台風10号豪雨を受け、今年は初めて沿岸部だけでなく内陸部の沼袋地区で土砂災害警戒避難訓練を実施、小型無人機(ドローン)を使った災害現場の現地映像中継も行った。参加した約千人の村民が緊急時の備えを確認した。

 局所的な豪雨による土砂災害警戒情報の発令を想定し、山間部の沼袋地区では住民約40人が指定避難所の村農村環境改善センターに避難。同地区の金子信一さん(69)は「最近は全国で災害が多発し、何があるか分からない。訓練に参加するなど普段から防災の意識を高めておくことが大切だ」と話した。同地区の特別養護老人ホームリアス倶楽部(くらぶ)も職員らが訓練に参加した。

 災害時を見据え、ドローンを初めて試験運用。同センターで火災が発生した想定で、消火活動の様子をドローンで上空から撮影。約10キロ離れた災害対策本部のある田野畑中に中継し、本部から消火活動の人員増員の指示を出すなどした。

【写真=ドローンで上空から撮影した消火活動の様子をモニターで確認する村民ら】

(2017/09/25)
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