水害に備え7市町が一丸 雫石、盛岡広域の水防団が訓練


 北上川上流盛岡地区合同水防演習(実行委主催)は24日、雫石町上野の竜川河川公園で行われ、盛岡広域7市町の水防団が水害に備えて訓練した。近年、ゲリラ豪雨や台風による局所的暴風雨などが全国で相次ぎ、昨年の台風10号など本県にも大規模な被害をもたらしている。各地域で防災リーダーを担う団員たちが、来るべき災害に備え、被害を最小限に食い止める策を再確認した。

 雫石、盛岡、八幡平、滝沢、岩手、紫波、矢巾の7市町の水防団員ら計400人が参加。大雨と河川の増水を想定し、浸水を防ぐ土のう積みやのり面へのシート張りなど4工法に取り組んだ。晴天の下、団員は汗を滴らせながら作業した。

 月の輪工法に取り組んだ岩手町水防団第3分団1部3班の田中保班長(53)は「実際の災害時にきちんと対応できるよう今後も訓練を重ねる」と決意した。

 水防団は各市町の消防団が兼務している。近年、異常気象が全国で頻発し、本県でも昨夏の台風10号や18日の台風18号など大規模な被害が発生。地域防災の要となる消防団が果たすべき役割も増している。

【写真=機敏な動きで隙間なく土のうを積み上げていく消防団員】

(2017/09/25)
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