災害時の環境調査に関する協定締結 矢巾町と大東環境科学


 矢巾町は21日、環境調査・測定の大東環境科学(盛岡市津志田、小山克也社長)と災害時における環境安全調査の協力に関する協定を締結した。自然災害によって事業所などから有害化学物質が漏出した際、住民への二次災害を防ぐ調査を行う。町によると県内では初の取り組み。

 締結式は同町南矢幅の町役場で行われ、関係者約10人が出席。高橋昌造町長と小山社長が押印し、協定書を取り交わした。高橋町長は「環境汚染の未然防止策を実施するなど、全国のモデルとなる取り組みにしたい」、小山社長は「住民の健康を守り、安全安心に役立つことで地域貢献につなげたい」と述べた。

 協定は災害などで建物が倒壊し、人体に有害な物質が大気や水質、土壌を汚染した場合、町が同社に要請。同社は周辺を調査し二次災害を防ぐ指導を行う。

 同社が同町広宮沢に総合技術センターを設立して10年が経過し、地域貢献の一環として企画。同社によると、同様の協定を民間企業が地方公共団体と締結する例は全国でも珍しいという。

【写真=協定書を掲げる高橋昌造町長(右)と小山克也社長】

(2017/08/22)
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