大規模災害想定訓練で連携確認 東北電の3支店


 東北電力の岩手、青森、秋田3支店は1日まで、雫石町西根上生堀周辺で大規模災害を想定した合同訓練を行っている。東日本大震災、昨年の台風10号豪雨での停電復旧対応も踏まえ、次の災害を見据えた連携体制を確認する。

 31日は社員32人が参加し、電柱設置や架線工事、後方支援の各訓練を実施。電柱設置訓練は地面に深さ2・4メートルの穴を開け、機材で長さ14メートル、重さ1・7トンの電柱を差し込み、耐震用資材で固定。約50メートル間隔で計3本を設けた。

 訓練は5月30日から3日間。低気圧の急激な発達による落雷や暴風雨、北上川氾濫で配電設備に被害を受け、盛岡広域で大規模な停電が発生したと想定する。

 台風10号豪雨では岩泉町などで約500本の電柱が流失、倒壊などの被害を受け、停電復旧までに約2カ月要した。同社盛岡営業所の牧野司・配電計画課長は「災害時に安全、迅速に復旧できるよう訓練を通してチーム力を高めたい」と力を込める。

【写真=機材を使い慎重に電柱を立てる東北電力の社員】

(2017/06/01)
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