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あすへ備える −身の回り点検、いま一度−


 東日本大震災から3年11カ月がたった。震災を機に高まった防災意識だが、時間の経過とともに薄れてはいないだろうか。飲料水や食料品の備蓄や住まいなど身の回りの備えに加え、家庭でのハザードマップの活用など、次なる災害に向けて準備すべきことは多い。震災後に見えた課題などを踏まえ、いま一度身近な備えを総点検したい。(2015.2.11)


   

 東日本大震災の直後は食料備蓄に関心が高まったが、日常生活を送る中で忘れている人もいるかもしれない。食料の備蓄は災害から身を守る「自助」の第一歩でもある。
 「震災直後、一番困ったのは水だった」と大船渡市末崎町の熊谷信弘さん(74)は振り返る。町内に複数の井戸はあったが、長期間使われず水はいずれも濁っていた。飲み水や炊事に使うことができなかったという。

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 地震災害時、自宅でできる防災対策は何があるだろうか。2008年に発生した岩手・宮城内陸地震で大規模な住宅被害を経験した一関市厳美町の住民に、内陸地震後に行った住まいの備えを聞いた。
 「今でも時々、突き上げるような短い余震がある」と語るのは同町祭畤(まつるべ)の農業佐藤洋子さん(65)。「内陸地震以降、食器棚に滑り止めを敷き、食器は割れないものを使用している」という。

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 東日本大震災以降、関心が高まった非常用の持ち出し品や備蓄品の数々。震災の経験を生かすため、身の回りを再度検証してみたい。
 大槌町の山中清隆危機管理室長は、飲食品や軍手など防寒用具、懐中電灯などのほか、「家族の写真」を持ち出し品に加えてほしいという。「家族を捜して避難所を回る人たちが多かった。出入りが激しく特定が難しいが、写真があれば役に立つはず」と語る。

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