WWW http://www.iwate-np.co.jp

ILC物流拠点構想が始動 福島でハブ構築説明会



 国際リニアコライダー(ILC)の建設実現を見据え、業種横断的な産業戦略の具体的な検討が始まった。「ILC物流HUB(ハブ)構築構想説明会」が15日、福島県郡山市で開かれ、部品工場と建設地を結ぶ物流拠点を東北に整備する構想が示された。ILCのスムーズな建設推進や経済効果の波及には地元産業界が主体となった取り組みが不可欠。建設候補地である本県や宮城県に、福島県の動きが加わることで、建設実現に向けた活動の弾みとなりそうだ。

 最新技術専門誌「ニューメディア」編集部が主催。同市や周辺自治体、物流、倉庫業者など約50人が参加した。

 東京大素粒子物理国際研究センターの山下了准教授や岩手大の吉岡正和客員教授がILC計画の経緯や建設工程などを説明。県科学ILC推進室の千葉彰室長が本県の取り組みの現状を報告した。

 茨城県東海村の加速器実験施設「J−PARC」建設で実績がある日立物流グローバル第一営業開発本部(東京都江東区)の古川学副本部長は、ILC物流HUB構築構想について講演した。

 集積と配送の拠点となるハブ機能の整備を提案。加速器の部品工場から本県の建設地まで資材の動きを一元管理する情報管理センターの設置を提言した。

(2014.4.16)

[PR]
トップへ