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大槌復興米、遠野で作付け 全国発信目指す



 被災した大槌町の民家跡に実った稲から育てた「安渡(あんど)産大槌復興米」の本格的な生産が遠野市で始まった。15日は同市綾織町の農業綱木秀治さん(58)の水田(約2ヘクタール)で田植えを実施した。同町以外での作付けは初めて。津波を耐え抜いた「奇跡の米」を被災地後方支援拠点となった遠野で育て、全国に発信していく。

 早朝から綱木さんと次男和也さん(29)、三男智也さん(26)が苗を田植え機で植え、復興米の商品化に取り組むNPO法人遠野まごころネット(多田一彦理事長)のスタッフが作業を見守った。

 10月中旬に約600キロを収穫する予定だ。同法人がすべて買い取って作付け用の種もみとするほか、「大槌安渡ひとめぼれ」の商品名でインターネット通販や首都圏のイベントなどで販売。収益は同法人の復興支援活動などに活用する。復興米や活動協力の問い合わせは同法人事務局(0198・62・1001)へ。

【写真=「安渡産大槌復興米」の苗を田植え機に設置する綱木秀治さん(中央)親子】

(2014.5.16)


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