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BRT再提案を拒否 JR山田線沿線4首長



 東日本大震災で被災し休止中のJR山田線宮古−釜石間(55・4キロ)の鉄路復旧について議論する第6回復興調整会議は25日、盛岡市内で開かれた。JR東日本が専用道区間を5割近くに引き上げて再提案したバス高速輸送システム(BRT)による仮復旧について、沿線4首長は連名で「必要ないとの考えに変わりはない」と拒否する姿勢をあらためて伝えた。JR側は「(BRTを)新たに働き掛けることはない」と表明したものの、鉄路復旧への明言はなかった。

 再提案したのは宮古市の閉伊川橋りょう、山田町の第一織笠川橋りょう、大槌町の大槌川、小鎚川両橋りょうを復旧させ、釜石市の鵜住居−釜石駅間をBRT専用道化(延長25・3キロ)する案。専用道化率は最初の提案時より約30%増えて約46%となる。

 これに対し沿線4首長は▽BRTの優位性が格段に向上するものではない▽(BRT整備に要する)費用と時間を鉄道の本復旧に集中してほしい−と指摘。「BRTによる仮復旧は必要ないという沿線自治体の考え方に変わりはない」と再提案に応じない構えを文書で明確に伝えた。

(2013.9.26)


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