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国内最大、三陸ジオパーク認定 震災遺構含む130地点



 地質遺産の保全・活用を目的とした自然公園「日本ジオパーク」の審査会は24日、東京都内で開かれ、本県沿岸部を中心とした「三陸ジオパーク」が認定された。地質遺産101カ所に加え、東日本大震災の関連遺構29カ所も構成遺産に加え、津波の記憶を風化させることなく、後世に語り継ぐ。5月に開園した三陸復興国立公園と連携し、観光振興や交流人口拡大を目指す。今回は「三陸」のほか6地域の加盟も決まり日本ジオパークは計32地域となった。

 「三陸」は三陸復興国立公園との連携や豊富な構成遺産が評価された。「津波災害からの復興支援になれば」(尾池和夫委員長)との視点も認定を後押しした。本県沿岸13市町村(住田町含む)と八戸市、青森県階上町、気仙沼市から構成され、日本最大の規模となる。

 地質遺産は火成活動によって形成された浄土ケ浜(宮古市)や約8500万年前の地層から産出される久慈琥珀(こはく)(久慈市)など、三陸の大地の成り立ちが理解できる遺産が並ぶ。震災関連の遺構は29カ所あり、最上階から津波襲来の映像が撮影された「たろう観光ホテル」(宮古市)や「大槌町役場跡」「高田松原の一本松」(陸前高田市)などが含まれる。

(2013.9.25)


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