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基準地価、沿岸で回復の動き 大槌の上昇率全国1位



 県は19日、2013年度の地価(基準地価、7月1日時点)を公表した。東日本大震災の被災地で大きく下落していた地価が移転需要などにより回復する動きがみられ、沿岸31地点(住宅地26、商業地5)で上昇。「大槌町大ケ口(おがくち)1−12−35」が全国1位の伸び率(30・5%)となり、上昇率の全国上位10地点に本県沿岸7地点が入った。県全体では住宅地、商業地ともに前年より下落したが、いずれも下げ幅は縮小した。

 沿岸部の住宅地は継続調査63地点のうち26地点で上昇し、前年の上昇8地点から大きく増えた。平均変動率は2・2%とプラスに転じた。

 住宅地の上昇率全国1位の「大槌町大ケ口−」は、浸水を免れた地点。移転需要や復興事業関係者らの宿舎確保などで大きな伸び率を示した。ただ、県の四半期ごとの短期調査では12年7月から13年1月まで48%上昇した後に下落している。「外部需要は収まりつつある」という。

 上昇率全国2位の「大槌町桜木町6−27」(19・5%)や同3位の「山田町長崎4−10−11」(18・1%)など7地点が上昇率の全国上位10地点に入った。

(2013.9.20)


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