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ウニ漁、全漁協復活へ 3年ぶり、水揚げ量回復期待



 東日本大震災からの水産業復興を急ぐ本県沿岸部で、3年ぶりに全24漁協がウニ漁を行う見通しとなった。昨年までに復活できなかった4漁協のうち、21日は釜石市の釜石湾漁協(細川道弥組合長)が被災後初めての漁を行い、吉浜(大船渡市)など3漁協も6月以降に再開する予定。被災した小型漁船の確保が進むなど操業環境は整いつつあり、本州一を誇ってきた水揚げ量の回復が期待される。

 釜石市平田(へいた)の尾崎白浜地区では同日早朝、小型船数十隻に漁業者1、2人ずつ乗り込み出漁した。濃霧に包まれる中、午前6時ごろから続々と水揚げ。家族らもむき身作業に加わり、浜は活気づいた。

 今季のウニ漁に関する県漁連の意向調査では、県内22漁協が「実施」と回答し「検討中」の2漁協も実施の方向で準備を進める。唐丹町(釜石市)と吉浜、越喜来(大船渡市)の3漁協も3年ぶりの再開となる。

【写真=3年ぶりのウニ漁でむき身作業を進める堀内晴美さん(右)と妻真弓さん(左)、長男孝一さん】

(2013.5.22)


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