盛漁期前に復旧進む 宮古市魚市場
震災で大きな被害を受けた宮古市臨港通の市魚市場は、サンマ漁が始まる8月末からの盛漁期に向け、復旧工事が急ピッチで進んでいる。市場前の岸壁は土地のかさ上げが完了した所から接岸環境が改善し、新たな番屋は子どもの体験学習も受け入れる施設として整備が進む。一方、復旧資材不足への懸念は根強く、旧市場解体の影響も指摘され、関係者は一日も早い完全復旧を願う。
市魚市場は現在、せりなどを行う場所を区切った上で、最大約50センチのかさ上げ工事を実施中。国と県がかさ上げ工事を進める市場前の岸壁も今月9日から一部で接岸できるようになり、浜の風景は一歩ずつ以前に戻りつつある。
津波で流失した漁船員福利厚生施設「鍬ケ崎番屋」は8月に再建の見通し。市外の漁協に籍を置く廻来(かいらい)船の乗組員に休憩場所が提供できるようになる。
【写真=かさ上げ工事と市場業務が並行して行われている宮古市魚市場=宮古市臨港通】
(2012.6.13)
|