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寄付金を募り公園整備 大槌・鎮魂の森事業



 大槌町は東日本大震災で発生したがれきを利用して防潮林を整備する「鎮魂の森公園」の実現に向けて、全国から寄付金を募る方針を固めた。8日に開会する町議会6月定例会に基金設置条例案を提案する予定。震災で甚大な被害を受けた同町は、全国からの善意を復興の力としたい考えで、参加型の復興を目指す町の象徴として同公園を整備する方針だ。

 同公園整備は、災害の記憶と教訓を後世に残すとともに、樹木で津波を軽減させることが大きな目的。木材や土砂などのがれきで盛り土した土地に、防潮林を整備する全国初の取り組みだ。

 景観に配慮し、防潮林を防潮堤に覆いかぶせる形状。津波犠牲者の鎮魂のためのモニュメントや散策道などを設置し、町の交流スペースとしての活用も見込んでいる。

【写真=大槌町が整備を目指す「鎮魂の森公園」のイメージイラスト(町提供)】

(2012.6.3)


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