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被災者の心に寄り添い支える 遠野まごごろネット


 

 被災者の心に寄り添う−。遠野市を拠点に活動する県内最大規模の被災地支援ネットワーク、NPO法人遠野まごころネット(佐藤正市代表)は、3月28日の設立以来、がれき撤去や物資提供のほか、被災者の心のケアや交流場所の設置、復興イベントの開催など多彩なボランティア活動を展開している。

 冷たい麦茶を飲みながら、ボランティアやご近所さんたちと会話に花を咲かせる被災者たち。遠野まごころネットが大槌町小鎚に整備した「第2まごころの郷(さと)」(仮称)で12日、近隣住民を招いた「お茶っこ飲み会」が開かれた。

 まごころの郷は、仮設住宅への入居で地域コミュニティーが分断された住民のための交流拠点。雑木林だった約3千平方メートルの民有地をボランティアが1カ月かけて開墾した。さらに同町に2カ所、陸前高田市に1カ所を整備し、菜園や花壇、交流スペースなどを設ける予定だ。

 現地リーダーの伊勢崎鉄男さん(48)は「完成後は地域の方が自ら管理し、農作業やイベントなど自由に活用してほしい。新しい絆や交流が生まれる場になってほしい」と期待する。

【写真=ほぼ完成した第2のまごころの郷で談笑する住民と遠野まごころネットのボランティア。お茶を飲みながら携帯電話の操作方法を教えたり、似顔絵をプレゼントしたりと笑顔が広がった=12日、大槌町小鎚】

(2011.9.13)


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