WWW http://www.iwate-np.co.jp

仮設の井戸水飲めず 陸前高田、支援求める声多く


 

 陸前高田市の仮設住宅で、飲料水の支援を求める声が高まっている。水道復旧が遅れたため、市内の約4分の1の仮設住宅が井戸水を使っているが、臭いや味の評判が芳しくなく敬遠されがちだ。ペットボトルの飲料水を購入している住民も多く、思わぬ負担に嘆息が漏れる。

 陸前高田市内の仮設住宅は28日現在、53団地のうち14団地で井戸水を活用。同市は震災でほぼ全域で断水し、6月末に解消した。水道の復旧見通しが立つ前に建設された仮設住宅は、井戸を堀って対応したため県内でも多い。集団で使用する井戸水は殺菌処理しており、特有の臭いや味の原因とみられる。

 こうした状況に、仮設住宅を担当する県建築住宅課は、定期的な水質検査を予定している。西尾高登営繕課長は「水質検査は定期的に行う。まだ具体的な実態を確認していないので、把握した上で改善に向けて対応したい」と説明する。

【写真=支援物資の飲料水を受け取る仮設住宅の入居者。井戸水の評判が良くなく、飲料水のニーズは高い=陸前高田市】

(2011.7.31)


トップへ