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希望の船が大船渡に 飛鳥U入港、復興へ市民に勇気


 

 豪華客船「飛鳥U」(郵船クルーズ、増山正己船長、5万142トン)は27日、大船渡市の大船渡港に入港した。例年多数の市民らが参加して手作りの大歓迎行事を展開していたが、東日本大震災に遭った今年は飛鳥U側が主体となって交流行事を開催。市民も海上七夕船のライトアップなど精いっぱいのもてなしを行い、港町大船渡の復興を誓った。

 乗客385人を乗せた飛鳥Uは、同市大船渡町の野々田埠頭(ふとう)に接岸。歓迎式典で増山船長が「毎回、大船渡の皆さんの温かい歓迎が心に残っていた。今回の寄港が一日も早い復興につながることを願う」とあいさつ。戸田公明市長は「市民に勇気や希望を与えてくれる」と感謝した。

 飛鳥Uは先代の飛鳥から通算して20年連続24度目の大船渡入港。今年は復興交流として公募した市民ら500人と、これまで数々の歓迎行事を展開してきた市内の関係者130人を船内に招待した。

 飛鳥Uは28日午前8時、母港横浜へ向け出港する。

【写真=大船渡港の夜空を彩り、飛鳥Uを歓迎するキャンドルと海上七夕船(左後方)=27日午後8時20分、大船渡市大船渡町】

(2011.7.28)


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