WWW http://www.iwate-np.co.jp

県内と畜分は全頭検査 セシウム牛肉問題で県


 

 県内の稲わらから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で県は27日、県内と畜分の牛の全頭検査を実施すると発表した。8月上旬から開始。県外出荷分は各農家の出荷1頭目だけ検査する。29日には原発放射線影響対策本部を設置し、農水産物汚染への監視態勢強化などの対策基本方針を策定する方針。岩手ふるさと農協(奥州市)と岩手江刺農協(同江刺区)は前沢牛など3銘柄について独自の全頭検査を検討しており、奥州市と金ケ崎町は両農協の検査への補助制度を創設する方向だ。

 県は現在、福島第1原発事故後に集めた稲わらを使っていた農家162戸に対して、稲わらの放射性物質検査を進めている。

 前沢牛などのブランドを抱える岩手ふるさと農協と岩手江刺農協は、県の調査に加え3銘柄の全頭検査を行う方向。奥州市と金ケ崎町が補助制度の創設を検討しており、県内の牛の検査態勢は強化されそうだ。

(2011.7.28)


トップへ