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県内162農家で使用 原発事故後収集の稲わら


 

 県内の稲わらから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は25日、福島第1原発事故後に収集した稲わらを、県内17市町162戸の農家が牛に与えたり牛舎に敷いていたと発表した。そのうち、肉牛を出荷する肥育農家は10市町の37戸。県は汚染可能性のある稲わらの放射性物質検査と、その稲わらを食べた恐れのある牛の出荷状況調査を急ぐ。

 調査は16〜22日、県内の畜産酪農農家7423戸を対象に実施。原発事故後に集めた稲わらを使っていたのは、肥育農家37戸のほか、繁殖農家など94戸、酪農家31戸だった。

 県内ではこれまで、一関市と藤沢町の農家12戸から、高濃度のセシウムを含む恐れのある稲わらを与えた牛81頭の出荷を確認。県は原発事故後に集めた稲わらの給餌自粛と、与えた牛の出荷自粛を要請している。

 県は26日、全市町村と農協を集め、稲わら問題についての対策会議を開催。牛の検査対象や方法、出荷自粛の基準などを話し合う。

(2011.7.26)


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