WWW http://www.iwate-np.co.jp

陸前高田・矢の浦で1.6メートル沈下 県北では隆起も


 

 東日本大震災の影響で、県内は陸前高田市の矢の浦漁港で最大1・6メートル地盤沈下していることが分かった。県の調査によると震源地に近い沿岸南部で沈下が大きい一方、北部では30センチ程度の隆起を確認。地元漁協が「水揚げに支障が出る」として早期復旧を望む中、県は漁船を停泊する岸壁の応急的なかさ上げ工事を行うとともに、魚市場など周辺施設の整備も急ぐ。

 県が県内111漁港のうち被災した108漁港を対象に7月中旬まで実施した調査(速報値)では、宮古市以南の漁港で1メートル以上の地盤沈下を確認。陸前高田市では矢の浦で最大1・6メートル、大陽1・58メートル、長部1・38メートルと続く。他地区でも大船渡市の千歳で1・32メートル、宮古市の川代で1・11メートル沈下した。

 一方、沿岸北部の一部漁港では隆起を確認。久慈市の田子の木、洋野町の川尻では共に28センチ高くなった。

(2011.7.23)


トップへ