WWW http://www.iwate-np.co.jp

奥州・衣里小で基準値超す 屋外放射線量調査


 

 奥州市は14日、衣川区の衣里小(小野寺章校長、児童100人)の一部敷地で国の屋外活動制限の基準値を上回る放射線量を検出したと発表した。市は同校に加え、基準値以下でも一定の数値を検出した施設に対し、検出箇所に囲いを設けるよう通知した。

 9日から12日にかけて市内33の小中学校と幼稚園、保育園で市独自の放射線量測定を実施。9日の衣里小多目的ホール軒下(地上から5センチ)の数値が、屋外活動制限値の毎時3・8マイクロシーベルトを上回る4・32マイクロシーベルトを検出した。

 同ホールは雨どいや排水溝がなく、屋根の雨水が地面に直接流れ落ちる構造。検出箇所から1・5メートル離れると数値は5分の1以下だった。12、13日の追跡調査では2・82マイクロシーベルトまで漸減した。

 市と市教委は同校のほか、これまで調査で毎時1マイクロシーベルト以上を検出した計18施設に対し、検出箇所に囲いを設けるよう通知。市内全97施設のうち、残る50施設も早ければ17日までに実施する。

(2011.7.15)


トップへ