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東日本大震災ロング企画
 黒い波が一瞬にして沿岸各地をのみ込んだ東日本大震災。想定を超えた津波の威力に多くの人が逃げ遅れ、防潮堤は無残に打ち砕かれた。1896(明治29)年の大津波から115年。1933(昭和8)年の大津波から78年。いつか必ず訪れる津波に対し、われわれは何を備え、何を忘れていたのか。震災で明らかになった課題を検証、被災者の生活再建、産業復興に向けて提言する。 
 連載へのご意見、ご感想は住所、氏名、電話番号などを明記し、〒020―8622 盛岡市内丸3の7 岩手日報社報道部・震災復興取材班にお寄せください。メールアドレスはsaikou@iwate-np.co.jp
 
 第1部 防災対策
 「予測図」超えた津波 自然の力、想定に限界 2011年5月1日
 防波堤の効果 過信し危機意識低下 2011年5月2日
 自治体の連携 県の対応に出遅れも 2011年5月3日
 防災まちづくり 地域ごとの安心確保を 2011年5月4日
 住民主役の知恵忘れ 巨大防潮堤の矛盾 2011年5月5日
 危険承知の住宅補修 漁再開へ苦渋の決断 2011年5月7日

 第2部 初期対応
 消防団活動 使命と避難、両立課題 2011年6月5日
 医療DMAT 救える命懸命に守る 2011年6月6日
 医療高田病院 高台移転構想は当然 2011年6月7日
 高齢者福祉施設 避難誘導の困難露呈 2011年6月8日
 学校現場 管理外で思わぬ犠牲 2011年6月9日
 自衛隊 訓練生き迅速に救助 2011年6月10日
 民生委員 避難支援「共助」訴え 2011年6月12日

 第3部 子どもの課題
 心のケア 大人の行動影響強く 2011年7月3日
 学校運営 授業工夫、教員が腐心 2011年7月4日
 特別支援教育 進路開拓の悩み深く 2011年7月5日
 部活動 場所や時間に「障壁」 2011年7月7日
 地元就職 被災企業の支援急務 2011年7月9日
 高校統合の行方 入学減懸念で不透明 2011年7月13日
 震災孤児 里親の負担軽減期待 2011年7月15日
 震災孤児 民間支援で心のケア 2011年7月16日

 第4部 動きだす水産業
 ワカメの養殖 支援策、スピード必要 2011年8月11日
 定置網 秋サケ漁が第一関門 2011年8月12日
 漁船の復旧 早期確保へ支援急務 2011年8月13日
 悩める加工企業 再建難航影響を危惧 2011年8月14日
 苦境の県産魚介類 流通・加工も再建急務 2011年8月16日
 カキ養殖 後手の支援策に不安 2011年8月17日
 つくり育てる漁業 復旧遅れは後に影響 2011年8月18日

 第5部 復興計画
 防潮堤や土地利用 国主導、住民の声遠く 2011年10月22日
 釜石・商店街の再生 「低迷脱却」どう描く 2011年10月23日
 策定のスピード 民意との両立不可欠 2011年10月25日
 人口減少への対応 集落の再編成必要に 2011年10月26日
 新エネルギーの可能性 脱原発の機運追い風 2011年10月28日
 奥尻島ルポ(上) 港、低地、高台の3層 2011年10月29日
 奥尻島ルポ(下) 町悩ます過疎、高齢化 2011年10月30日
 宮古・田老「百年の計」 構造的課題の解決を 2011年10月31日
 平野復興相インタビュー 各市町村に人的支援 2011年11月1日

 第6部 高台移転
 新潟県小千谷市 先見据え、集落で決断 2011年11月28日
 新潟県小千谷市 最大限に制度を活用 2011年11月29日
 新潟県小千谷市 残った人に不公平感 2011年11月30日
 大船渡・吉浜 命守った先人の教訓 2011年12月1日
 陸前高田・気仙 課題へ専門家と連携 2011年12月2日
 大槌・赤浜 海の見えるまち望む 2011年12月3日
 大槌・赤浜 大型防潮堤に問題点 2011年12月4日

 第7部 雇用の復興
 迫る失業手当終了 地元企業の再建が鍵 2011年12月19日
 「緊急」から「安定」へ 国事業、利便性に課題 2011年12月21日
 水産加工企業の再建 土地計画の遅さ壁に 2011年12月22日
 沿岸離れ内陸へ 安定求め苦渋の決断 2011年12月23日
 沿岸部高卒者の内定好調 若者流出傾向は続く 2011年12月24日

 第8部 未来予想図
 「復興元年」幕開け 子に夢を、主役は住民 2012年1月1日
 「スマトラ」の復興 津波防災意識根付く 2012年1月3日
 「スマトラ」の復興 社会全体で就学支援 2012年1月4日
 「スマトラ」の復興 教訓刻む教育を重視 2012年1月5日
 夢を描く 明るい未来願い前へ 2012年1月6日

 第9部 チリを歩く
 半世紀前の記憶 先人の教訓が命守る 2012年2月16日
 水産業の復活 逆境克服へ知恵絞る 2012年2月17日
 津波への備え 広場設置し積極訓練 2012年2月19日
 復興へのつち音 観光の町 減災に力点 2012年2月20日
 日本との共同研究 津波被害克服へ挑戦 2012年2月21日

 第10部 まちづくりの教訓〜阪神大震災から17年
 コミュニティー崩壊 交流希薄に、募る不安 2012年5月2日
 復興住宅の高齢化 街中の「限界集落」に 2012年5月3日
 住宅政策の「不備」 孤立生み、退去期限も 2012年5月4日
 大規模再開発の影 「復興災害」嘆く店主 2012年5月5日
 区画整理完了に14年 未来見えず人口流出 2012年5月6日
 難航した区画整理 利害絡み意見分裂も 2012年5月9日
 住民主導で復興計画 要望くみ街並み再生 2012年5月10日

 ハワイの3・11 津波防災へ世界の輪、教訓胸に広がる支援
 監視、予測の拠点 米ハワイ・PTWC 2012年5月21日
 研究者、懸命に対応 東日本大震災の発生時 2012年5月21日
 津波予測、各国が連携 データを集め順次更新 2012年5月21日

 第11部 再生エネルギーの活用
 洋野にメガソーラー 産業創出、制度後押し 2012年6月13日
 釜石市の「地産地消」構想 災害時、地域の支えに 2012年6月14日
 出力安定目指す気仙地域 蓄電池開発で雇用も 2012年6月15日
 堺市のメガソーラー 環境都市推進、着々と 2012年6月17日
 採算に苦しむ葛巻町 送電網の開放不可欠 2012年6月18日
 福島の洋上風力発電構想 「脱原発」へ技術革新 2012年6月19日
 古里奪われた福島の被災者 「原発もう要らない」 2012年6月20日
 「原子力ムラ」 大飯再稼働、転換に壁 2012年6月22日

 第12部 再建資金の壁
 復活めど立たず 将来悲観し選んだ死 2012年12月7日
 小規模事業者の苦悩 取り残される危機感 2012年12月9日
 生活保護打ち切り 義援金切り崩す日々 2012年12月11日
 二重ローン 抵当権抹消、なお残債 2012年12月12日
 鳥取県の住宅支援 当事者意識、地域守る 2012年12月14日

 第13部 住宅再建の課題
 資金の壁 制度の改善、拡充急務 2013年5月3日
 地価・資材高騰 土地奪い合いの様相 2013年5月4日
 揺らぐコミュニティー 防集遅れ人口流出も 2013年5月5日
 災害公営住宅 生活弱者へ配慮必要 2013年5月6日
 災害公営住宅 綿密な供給計画重要 2013年5月9日
 生活再建支援制度 現実見据えた改正を 2013年5月10日

 第14部 まちづくりの「壁」
 用地取得 迅速化阻む現行制度 2013年7月12日
 高台移転 生活基盤の補完必要 2013年7月13日
 区画整理 実態踏まえた制度を 2013年7月14日
 商店街再生 大型店に期待と不安 2013年7月15日
 政治の役割 法に切実な声反映を 2013年7月16日

 第15部 まちづくりへの住民参画
 進む行政主導 離れ離れ、「主役」不在 2013年10月4日
 難しい総意の把握 官民の意思疎通大切 2013年10月5日
 高まらぬ当事者意識 専門家支援も温度差 2013年10月6日
 神戸の教訓 協議会の権限を保障 2013年10月8日
 神戸の教訓 鍵握る「専門家派遣」 2013年10月10日

 第16部 岐路に立つ被災地
 立ち上がる住民 「加速」よりも「納得」 2014年1月4日
 難しい住民参画 住まい変更、地域離散 2014年1月5日
 小規模漁村の危機 復旧の陰で衰退拍車 2014年1月6日
 進む人口減少(上) 回復するかは不透明 2014年1月7日
 進む人口減少(下) 内陸定住希望が増加 2014年1月8日
 揺れ動く住民意向 工期遅れにジレンマ 2014年1月9日
 行政主導乗り越える 住民が将来像共有を 2014年1月10日

 震災3年 まちづくりを考える
 集落や自治体再編を/大西隆氏(日本学術会議会長) 2014年1月12日

 第17部 大規模事業を問う
 そびえるコンクリート 白砂青松は戻るのか 2014年1月19日
 そびえるコンクリート 「国基準」でいいのか 2014年1月20日
 そびえるコンクリート 維持含め議論不可欠 2014年1月21日
 揺れる土地区画整理 「計画通り」の未来か 2014年1月22日
 災害公営住宅の見守り 継続支援へ模索続く 2014年1月23日
 分散する高台移転地 まちと結ぶ交通必要 2014年1月25日
 奥尻の教訓 将来の財政、重いつけ 2014年1月26日

 第18部 国政を問う
 苦悩する自治体 制度と民意の板挟み 2014年2月10日
 縛られる予算 庁査定に自治体不満 2014年2月11日
 阻まれる創意工夫 目玉事業、ミスマッチ 2014年2月12日
 阻まれる創意工夫 復興特区“看板倒れ” 2014年2月13日
 影が薄い復興庁 「司令塔」役果たせず 2014年2月14日
 政治家の役目 被災者目線で決断を 2014年2月15日

 第19部 明日に向かって
 動きだす民間 行政任せにできない 2014年2月25日
 新事業に活路 まち発展の起爆剤に 2014年2月26日
 若者たちの挑戦 古里担う将来の「芽」 2014年2月27日
 自然との共生 失った干潟戻す試み 2014年2月28日
 大型店の被災地進出 問われるまちの魅力 2014年3月1日
 自治の胎動 事業動かす住民の声 2014年3月4日
 自治の胎動 未来創造、地域の責務 2014年3月6日

 第20部 苦悩する自治体
 いびつな態勢 助っ人頼み、温度差も 2014年5月25日
 職員の疲弊 重責抱え燃え尽きも 2014年5月27日
 遅れる工事 入札不調、財源も不安 2014年5月28日
 揺れる民意 不安反映、計画変更も 2014年5月29日
 土地区画整理 対立する「個」と「公」 2014年5月30日
 「消滅」の衝撃 古里守り抜く覚悟は 2014年6月1日

 第21部 産業再生
 進む施設復旧 「三陸産」戻らぬ販路 2014年8月3日
 企業の人手不足 誘致、増産の足かせに 2014年8月4日
 「官製雇用」の限界 緊急事業、問題相次ぐ 2014年8月5日
 模索する起業家 継続的な支援不可欠 2014年8月6日
 高度化への挑戦 付加価値で競争力を 2014年8月9日
 新しい価値創造 力を与える「よそ者」 2014年8月10日

 第22部 中越地震10年 教訓を東北へ
 山古志から 人口減補う外部交流 2014年10月25日
 山古志から 遺構や施設、包括整備 2014年10月26日
 自治体派遣職員 経験踏まえ知の支援 2014年10月27日
 エコノミークラス症候群 中長期的ケア不可欠 2014年10月28日
 奮闘続く復興支援員 まち再生、新たな視点 2014年10月29日

 第23部 阪神大震災20年 重み増す教訓
 高齢化進む復興住宅 届かない「真の支援」 2015年1月16日
 神戸の産業振興 新旧ともに挑戦続く 2015年1月17日
 記憶継承と教育 防災のバトン次代へ 2015年1月18日
 神戸の人材 経験を岩手で生かす 2015年1月19日
 被災者生活再建支援法 拡充を求め広がる輪 2015年1月20日

 第24部 メンタルヘルスの今
 被災者の心の現状 抱える悲嘆「二番底」 2015年5月10日
 多忙な応援職員 負担のケア 続く模索 2015年5月11日
 子どもの支援 日常生活にも配慮を 2015年5月12日
 支援ネットワーク 地域での拡充が課題 2015年5月13日
 地域コミュニティー 心支える関係多元化 2015年5月16日

 第25部 住宅再建の今
 不安渦巻く仮設住民 将来見通せず「限界」 2015年10月15日
 揺れる被災者の意向 自治体も対応に苦慮 2015年10月16日
 悩む内陸避難者 定住希望も多い現実 2015年10月17日
 高台移転後の苦労 遠い職場、ローン重く 2015年10月18日
 災害公営住宅の孤独 つながり阻む鉄の扉 2015年10月19日
 新たなコミュニティー 孤立防ぐ手立て模索 2015年10月20日

 第26部 防潮堤が問う減災
 姿現す12.8メートルの壁 高さに戸惑う住民も 2015年12月7日
 景観めぐり議論 並んだ窓「何のため」 2015年12月8日
 構造の進歩と限界 弱点強化も避難基本 2015年12月9日
 整備後の維持管理 のしかかる重い負担 2015年12月12日
 海と共に生きる まちに刻む避難意識 2015年12月13日

 第27部 震災遺構に見る伝承
 保存か解体か 迷う町民 熟考も必要 2016年5月29日
 大川小の保存 思い出と教訓を刻む 2016年5月30日
 のしかかる維持管理 永続的活用へ知恵を 2016年5月31日
 遺物の収集・保管 記憶呼び起こす力に 2016年6月1日
 県の伝承施設(陸前高田) 「教え」直接学ぶ場に 2016年6月2日

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