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岩手県内では新聞を活用した学びが広がり、来年夏には盛岡市を主会場に第23回NIE全国大会盛岡大会も開かれます。あなたの生活に新聞を「プラス」すると、どんな世界、人生が広がっていくのだろう。岩手日報社の社員が新聞の魅力や役割を語ります。

話題を「プラス」
編集局運動部記者 斉藤 大樹(28)
10月に北上支局から運動部に異動し、愛媛国体を担当。県勢の活躍は素晴らしく、日本一を4回も取材しました。その場の雰囲気をいかに記事で伝えるか。悩みながらの取材ですが、優勝の瞬間に立ち合うとやはり感動し、運動記者冥利(みょうり)に尽きます。北上支局では、西和賀高の選手をまちを挙げて応援するニュースを取材し、地域に一体感を与えるスポーツの力も体感しました。岩手日報はプロからアマチュアまでスポーツを幅広く網羅しているのが魅力。皆さんの話題に上るような臨場感のある記事を届けます。

未来へ「プラス」
編集局報道部記者 清水 美穂(28)
田んぼや畑で、農業者からいろいろな話を聞きました。「日照不足で稲に実が入らねえ」「息子が農業を継いでくれる」。現場で見て聞いて、初めて分かる当事者の喜怒哀楽があります。行政取材や統計資料では分からない現実があります。世の中の苦しみや悲しみ、声にならない思いを活字で発信しようと記者になりました。東京出身ですが、地方紙は読者との距離が近い分、発信力がより試される気がします。「岩手の今が分かる。未来を考えるヒントがたくさんある」。読者にそう言ってもらえるよう今日も現場を歩きます。

地域と「プラス」
広告事業局 企画推進部長 柏山 弦(43)
地域を応援することが岩手日報社の広告の基本的な立ち位置です。東日本大震災後はさらに主体的に広告主や読者と一緒に取り組むという視点を大事にしています。広告は地域や広告主、読者の課題を理解し、解決する仕事。いしがきミュージックフェスティバルや「スマイルとうほくプロジェクト」、三陸鉄道などの企画を展開してみて、応援から一歩踏み込んだ企画を期待されていると感じます。人的ネットワークという資源が本社の最大の強み。映像やプロモーション、イベントなど手法は幅広く、可能性はたくさんあります。

教養に「プラス」
広告事業局 事業部次長 三戸 織江(41)
岩手日報社は幅広い文化・スポーツ事業に携わっています。伝統の日報駅伝や盛岡市内一周継走、市川海老蔵さんの歌舞伎公演、木梨憲武展など一度は触れたことがあるはず。そのようなイベントは紙面を通して読者が一番先に知ることができます。「これ、いいな」と感じた催事を開いたとき、お客さまが笑顔で「よく呼んでくれた」と喜んでもらえると本当にうれしい。紙面を読むだけでなく、見たり触れたりする機会を通して、生活に豊かさをもたらし、教養を立体的に高められるのが新聞社の良さだと思って働いています。

<2018年盛岡でNIE全国大会>


 第23回NIE全国大会盛岡大会は、来年7月26、27の両日、盛岡市を主会場に開かれる。大会スローガンは「新聞と歩む 復興、未来へ」。全国各地のNIE実践教師、新聞関係者ら合わせて約千人の参加を見込み、復興と新聞教育の取り組みを発信する。

 東日本大震災後、被災3県でのNIE全国大会の開催は初めて。大会1日目は斎藤孝・明治大文学部教授による記念講演、パネルディスカッションなどを行う。

 公開授業校9校、実践発表校7校が決定しており、2日目はアイーナなどで各分科会を開く。このうち大槌学園で授業2こまを公開し、その様子を盛岡に中継。参加希望者はバスで同学園に赴き、大槌町独自の郷土学習「ふるさと科」に取り組み、人材育成に力を注ぐ学びの一端に触れる。

 スローガン「新聞と歩む 復興、未来へ」には、岩手の復興、防災教育や一連の新聞報道が各地の減災につながり、NIE活動を通して子どもたちの生きる力を育む願いを込めた。大会独自のシンボルマークも作成した。



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